Kawasaki マッハシリーズ ミッションオイル何入れる?

レビュー

今回紹介するのはカワサキの250SSや350SS,500SS,750SSといったマッハシリーズの2ストエンジンオイルではなく

ミッションケース内のオイルは何が良いのか迷っている方にお勧めの記事になります!

結論

サービスマニュアルの記載でいくと

シングルで粘度が30となっています

ですが今の時代、バイクに使うようなシングルグレードのオイルを探すのは大変だと思いますですので

一番無難なのが10W30のオイルを使うのが一般的になります!

※車用のエンジンオイルではなくバイク用のエンジンオイルです

何を入れれば良いのか⁉

市販で売られている、有名メーカーの4stバイクのエンジンオイルを入れれば間違い無いですが・・・

ただ粘度だけを見て選ぶと旧車の場合後悔するかもしれません

高いオイルが良いわけでは無い!

今回の目的の車種がカワサキのマッハシリーズですのでだいぶ年代物の旧車になります

『出来るだけミッションの摩耗を減らして長く乗りたいから高いオイルを使おう!』とか

『高いオイルの方が性能が良いと思うからとりあえず高いオイルを使おう』など

皆さん愛車は大事ですので出来るだけ良いものを使いたくなる気持ちはわかります!

ですが、今の超微粒子高性能オイルを旧世代バイクのエンジンやミッション内に入れてしまうと必ずオイル漏れをしてしまいます

乗っているうちに滲みから漏れになってしまいます…

今の車体程、旧車にはどこのパーツも気密性が弱いので仕方ないです、大昔のバイクですから

使用用途がドラッグレースなど特殊な使い方をする人は別です!

速さやタイムを気にする人は一瞬の輝きに力を入れてるので、ツーリングなど普段使いをする人とは使い方がだいぶ違うので

使用している地域の外気温で決めよう!

基本的には外気温-10℃から+30℃付近まで使える10W-30の一択になると思いますが

最近温暖化の影響なのか、夏場の外気温が40℃近くなる地域もあるのでもう少し高温域に余裕がある10W-40を入れるのをお勧めします!

特に夏場をメインに乗る人は10W-40をメインで買っとくのが良いかもしれません

使ってはダメなオイル

絶対ダメ!

すぐ壊れる!

とまでは言いませんが、あまりお勧めしないオイルを紹介します

オイル規格が【MB】規格の物

これはオイル缶に書いてあるJASO規格の話です

【MA】とか【MB】と書かれてますがMBの方は低摩擦特性になっています

摩擦が少なくなるから良いと思う方がほとんどだと思います、バイクのミッションは大多数が湿式クラッチを使っているのであまりにも低摩擦オイルだとクラッチが滑ってしまい走行が困難になってしまいます

これが車用のオイルはバイクでは使ってはダメと言われる原因です!

車はエンジンとミッションが別になっているのでエンジン内はとことん潤滑させたいですからね

バイクでもクラッチの無いスクーターや一部車種の乾式クラッチのバイクではこの問題は関係が無くなります

次におすすめ出来ないのが化学合成油のエステル系です

エステルは水分に弱い特性を持っているので高温になるエンジン内で使うなら熱で水分を蒸発させるのですが

ミッション内はエンジン程高温にならないのでオイルに水分が多く吸収され劣化を速めてしまうからです

なのですぐにオイルの性能が落ちてギアの入りが悪くなったりします

この化学合成油のメリットである高温時の被膜特性の高さなので

2stのミッションオイルとして使うにはデメリットの方が多くなってしまいます

そもそもミッションケース内は極度な高温にならないので

化学合成油を使うメリットがありません

おすすめのオイル

とりあえず無難なのが

エルフ GEAR OIL

部分合成油なので寿命は少し短いですが夏場など暑い時期に安心して使えます!

普段使いはコレ

YAMAHA GERA OIL

ホームセンターでも売っているので入手しやすいです

凄い【極圧性】が良いというのを押しているので摩耗耐性が高いと思われます

通常の10W-30と比べると粘度が柔らかいので真夏の長距離は気をつけたほうが良さそうです

個人的に押したいオイルがコレです!

NBSジャパン プレミアムエンジンオイル

何ともいかがわしいオイルだと思ったのですがコスパは良かったです

このオイルの10W-40を使っていました

安いオイルなので定期的にオイル交換しながら使いました

旅ツーリングなどにはこのオイルは使わなかったです

今の時代主流は何故か10W30なんですね…

まとめ

マッハシリーズのミッションオイルで悩んでる方向けに書きましたが基本的な2st車種でも使える内容なのでご参考までに

オイルの紹介もしましたが、コストを考えると20L缶などのペール缶を買うのが一番安く済むんではないでしょうか

KH250や250SSなど400までは1.1ℓなので1リッター缶を買えば済むのですが

500ssなどからはオイル量1,6ℓなので2缶買う事になったり

少し余るのを補完しとかなければならなかったり色々手間が出てしまうので

ペール缶をドンっと買い置いとくのが一番なのかと私はたどり着きました

ミッションオイルは頻繁に交換するものではないのですが

車体が古いので気を使って1000㌔付近で交換しています

暇なときは1回のツーリングだったり少し荒く走った時などはすぐに交換したりしますが

抜いたオイルが少し汚れているのが解るのでしっかりオイルの仕事はしてるんだなと思いました(安いオイルでも笑)

なのでギアオイルしかダメと思っている方が居ましたらそんな事はありませんので

紹介したオイルを参考に、だいぶ選択肢が広がったかと思います!

ある程度自己満なとこもあるので

オイルの特性には気を配ってあとは好きなオイルを使って行きましょう‼

レビュー
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