今回紹介するのはオートバイのフルフェイスについて値段が高いヘルメットと安いヘルメットの自身で使ってみて良かった点や悪かった点を書いていこうと思います。
比較するのは自分が持っている中で一番金額差が大きい【SHOEIのZ-7】と【リード工業のCR-715】の比較をしていきます。
比較ヘルメット
- Z-7 48000円 (SHOEI)
- CRー715 5000円 (リード工業)
※金額は当時買った時の値段です
※リンクの商品はマルケスブラックアントではありません
CRー715レビュー(安い)
特徴は何と言っても安い!
高校生で原付の免許取りたてで、とりあえずフルフェイスが必要って時にお勧めです。
機能的にはシールドも特にガタつき無く開け閉め出来て、顎紐のロックもタイラップの様に差し込むだけの方式になってるのでグローブをしてても付け外しが楽です
顎紐の説明
ベンチレーション機能
ベンツレーションも、おでこの部分と口元にあるのでそれなりに換気出来ます。
ゴープロ、アクションカムのマウントの話
私の場合ツーリングの際、映像を撮りたくてこのヘルメットを買いました、何故このヘルメットを選んだかというとヘルメット自体が角ばっていなくてアクションカムやゴープロなど機材が固定しやすそうだから買いました。
実際に狙い通りにカメラを顎の部分に取り付ける事ができて特に視界の邪魔にもならず良かったです。
モトブログやってみたい方や撮影したいけど色んなガジェットを買い、取り付けが面倒という方に良いかもです!というか私がその考えでした(笑)
ゴープロの付属のマウントで取り付けれました。(関節部分は一個買いました)
これから紹介するSHOEIやARAIなどの角ばってたりスタイリッシュな形状のヘルメットですとポン付けでいける箇所が限られてしまうのでシンプルな形のメットなら良いかと思います。
ノーズガード
ノーズガードみたいなのがが標準でついてるのも嬉しいですね!
豚鼻など不細工な面をより隠せるので重宝します(笑)
デメリット
悪い箇所はヘルメット自体が最近のと比べると重いです。通学やちょっとコンビニまでなど短い時間の使用だと何も気になりませんが半日や一日ツーリングをすると首回りが比較的疲れやすく感じました。
次は走行中メット内の風切り音が大きい事です。
やはり気密性などは値段にだいぶ左右されます、気にならない人はあまり気にならない箇所でもありますね。多人数でのインカムを使用しての会話などに支障をきたします、特に高速などスピードが出ている時はインカムの音声ボリュームを上げないとだいぶ聞き取れにくくなりました。
あとはアフターパーツが少ないところですかね、フルフェイスで一番壊れるのがシールドなのですが、ミラー加工や曇り止めレンズなどのパーツはこのメーカーですと余り見かけません、カスタムじゃなく単純に修理したいなら買い換えた方が本体が安いのであまり関係ないですが、フルフェイスのシールドは落として傷だらけになったり側面部が割れてしまう事が多いのでアフターパーツも豊富なら尚良かったです。
一番重要な安全性ですが、このヘルメットで特に大きい事故をしていないので解りませんが、ヘルメットの材質や重量などをみて確実な安全性を取るなら値段は高い方が良い気がします。
ですが、立ちごけや、ゆっくり走っている時にスリップなどで転倒した場合などは値段うんぬんよりフルフェイスであれば十分守ってくれます!
安いなりの質感や機能のクオリティが気にならなければ問題なしです!
Z-7レビュー(高い)
特徴は快適性‼やブランド物なので見栄が張れる(笑)
今までのヘルメットからの感想ですが、フルフェイスなのに視界が広いです、上下の視認角だけでなく左右も見渡しやすく使い始めでも違和感はなかったです!
半ヘル民からしたらフルフェイスは視野が狭く頭でっかちになるなどと思い避けていたのですが実際使ってみてその考えはガラッと変わりました。
ヘルメット自体の軽さがだいぶ違います、なので長距離ツーリング時、首回りの疲れが出にくいです!
あとヘルメットを被った時の静粛性?消音性?が凄いのでヘルメット自体がしっかり密閉されているので走行時の風切り音などほとんどなくインカム使用時も音声が聴き取りやすく快適です!
チンカーテン
※画像ではチンガードと誤字してます^^;
恐らく静かに聞こえるのはこのチンガード(チンカーテン)がある事での恩恵が凄いのかと思います、取り外しも楽ですしインカムのマイクや配線なんかも顎の下に収納できるのでなにかと便利なのも良いですね!
デザインはメーカーや種類で変わりますが、このZ-7は安っぽさが無く意外とスッキリしたシルエットなのでカッコイイです。
ヘルメットの機能面では、まずベンチレーション機能がしっかりしています
ベンチレーション機能
顎の部分とおでこの部分だけでなく後頭部の方にも機能が付いていますのでレンズが曇りにくくなっているので便利です!ちゃんと値段が良い分装備もしっかりしています。
有名メーカーなのでアフターパーツが色々あるので自分に合うパーツが選べます、あとカラーバリエーションなども豊富ですね。
ヘルメット内部のクッションパッドも取り外しが楽ですぐに洗えるのも嬉しいところですね!
モトブログなどカメラやマイクの配線処理をするのにパッドの隙間に隠せるのでその点も良かったです。
カメラマウント
なんとか無理やり顎マウントも出来ないことも無いです^^;
側面はどのヘルメットも基本平たいのでインカムなんかはそのまま取り付け出来ました。
最初に不便と感じたデメリットがヘルメットの顎紐の固定方法が不便でした、シートベルトのバックルの様に差し込むだけなら良いのですが、このヘルメットは紐をズボンのベルトの様に通してからボタンで留めるのでグローブを付けたままだと難しいですし走り出してから気づいても中々ボタンを留められないので一時停止しないと装着が厳しいです。
顎紐の話デメリットなど
このポッチが中々ノールックだとしっかりハマってくれなくて苦戦します。
デメリットで言うと、あとは値段が高いですよね、社会人などはお金を稼いでいるので買おうと思えば買えますが、高校生などの学生はヘルメットに5万近くの金額中々出せないですからね、ちょっと前と違い最近急激に中古バイクの値段が平均的に上げってきているので他のグローブやブーツなどのギアをそろえる前に車体を買うだけでやっとですよね(泣)
最新バイクの新技術や色々な電子部品が点いている新車が高くなるならともかく、旧世代の中古車体がほぼ劣化しているだけなのに値上げはやめてほしいですよね。
値段相応の装備や品質なので買って損はまず無いです!
ヘルメットも何個もあると置き場所に困るので、とりあえずちゃんとした奴が欲しい!後悔したくない!安全なのが欲しい!と思っている方にはピッタリです!
レビューまとめ(メリット・デメリット)
CRー715
- 値段が安い!
- 普段使いならコスパ十分(ノーズガードも付いてる)
- 顎紐の着脱が楽
- モトブログなどカメラを固定するのが容易(フルフェイスの形状的に)
- 安い分気軽に使える、置いとける
- ヘルメットが重い
- 走行時風切り音が大きい
- アフターパーツがほとんどない
Z-7
- 見た目がスタイリッシュ!
- ヘルメットが軽い
- 視界が広い
- 走行時風切り音が静か
- ベンチレーション機能が多くある
- クッションパッドが容易に取れて洗える
- アフターパーツが多い
- 顎紐が着けにくい
- 値段が高い
- 治安が悪いと盗まれるかも
最後に・・・
今回だいぶ値段の差がある二つのヘルメットを紹介してみました、結局どちらがいいのかと言うと、使う人の環境によりますね、あまり長時間乗らない人でも気軽に乗っていたい人などは安い物でも十分ですし、見た目を気にしたり安全性第一を選ぶ人ならば当然高いヘルメットの方が良いと思います。
後は自分に見合った値段の中から、形や色など選ぶ基準を絞って買うのがベストだと思います!
ヘルメットにも使用期限というものがありますが私自身高校生の時に買った半ヘルメットを未だにチョイノリなんかの時に使ったりしています(笑)
室内保管していれば被れなくなるような劣化は無いので、どうせ買うなら自分が好きなヘルメットを買っておいても損は無いです!
自分が気に入って買った物なら後からの後悔は少ないでしょう
あと実際使っていてこの二つで大きな事故はしていませんが、頭に何かぶつかった時などしっかりどちらも防具として機能してくれましたのでちゃんと安全規格が張ってあるものなら安全性も十分かと思いました。
コメント