どうも【とらいふ】です!今日はイグニッションキーをONにしてもNランプが点灯せずエンジンが掛けられない時の事を記事にしようと思います!
はじめに
今回の状況的にはキーをONの所に回した状態でキーを手で触るとNランプが消えたり点いたりしてしまい、エンジンが掛かっている状態でそれをするとエンジンが止まってしまうので単なるランプの不良では無くメインスイッチの不良と判断し原因を探ってみました!
必要工具
- +ドライバー(ドライバーサイズは色々なサイズ、長さが有ると良いです)
- -ドライバー
- モンキーレンチ
- ニードルノーズプライヤー
- 14mmスパナ
- 13mmソケット
- ラチェットハンドル
- エクステンションバー
- 接点復活剤(導電グリス等)
- パーツクリーナー
- サンドペーパー1000番(サビ汚れが酷いとき用)
作業
まず初めにキーシリンダーを支えているネジをモンキーレンチを使って緩めます、本当はソケットの25か26ぐらいがあれば良いのですがそんなに強く締めるところでもないのでレンチで外せます。
続いてメーター前側に行き、くぼみがあるのでそこに-ドライバーを差し込みてこの原理で上に外します!
パかっとカバー外すと見えてくるのですが、メーターとヘッドライト自体をずらしてあげないと配線にゆとりが無く作業がしにくいのでメーターとヘッドライトを固定してる箇所を外します。
画像はヘッドライトとメーターの隙間になります、奥のメーターを固定しているボルト13mmを2本を外します。
ただのラチェットとソケットでは緩めずらいのでエクステンションバーを付け延長させます。
2本ボルトを外したら、赤〇のスピードメーターとタコメーターのワイヤーを外します!手で簡単に外れます。
黄○の4か所にそれぞれゴムがいるのでぽろっと落ちた際忘れず取り付けましょう!
次にヘッドライトを外しますライト側面に2箇所プラスネジで止まっているので外します。
ネジを外したらライトの枠を引っ張れば取れます。
ヘッドライトのバルブのコネクタを外し、ウィンカーが固定されている14mmのボルトを緩めます。
ウィンカー固定ボルトを外すとやっとライトが動き出します!
画像ではウィンカー自体と配線がぶらーんとぶら下がっていて本当は配線に良くないのですがそーっとぶら下げておきました(笑)
そうしてやっとキーの方に戻ります!
2つのプラスネジを外していきます。(画像ではスピードメータータコメーター本体が外れていますが気になさらず)
キーシリンダ本体を引っ張ると下側に3カ所カシメられています、-ドライバーなどでカシメを外しましょう、金属が折れない様にカシメをおこすのは少しだけにしましょう。
そしたらついに接点が見えてきます!
だいぶ汚れてるんだかすり減ってるのか、やはりOFFからONが使用頻度が多いため1ヶ所だけやたら黒いですね。汚れがひどい場合はパーツクリーナーだけでなくサンドペーパーで少し削ってあげましょう。
古い車体関係なく、中古車を買う際には覚悟してるんですけどこうやって実際に分解してくと色んな箇所が応急処置的な荒治療されてるとショックですね、使えてるから良いのですけど(笑)
画像見にくいですが上の赤〇が正常です、下のはプラスチックが折れてしまったのか、溶かして固定されていました。
ここが正常なら綺麗な方の金具と付け替えればバッチリだったんですけどね(泣)
綺麗に清掃したら導電グリスを少し塗り復帰作業に入ります!
こんな感じでスイッチとキーシリンダーをしっかりくっ付けてカシメてあげます、ここで2つの部品がしっかりと密着していないとお互いの接点が遠くなってしまい接点不良となるので気を付けましょう!
スイッチの接点はそれぞれ場所が決まっているので組付けたらカギを回してNランプが点くのか確認しましょう!失敗してるとキーがオフの位置でエンジンが掛けれちゃったりします。
後は逆の手順で復帰していけば大丈夫です!
このゴムを忘れずに!!(笑)
まとめ
今回の作業の結果症状は改善されました!
接点がすり減り過ぎて交換にならなくて良かったです、今回は接点が問題でしたが鍵自体が摩耗して似たような症状にもなるので使い古した鍵ならスペア代わりに新しい鍵を作るのも良いと思います!
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