スノーボードのバインディングで違いが出るのか⁉

レビュー

はじめに

そろそろスノーシーズンになってきましたね!

今回紹介する記事はスノーボードのバインディングを何個か使ってみてのレビューを書いていこうと思います!

結論

めっちゃ安い道具は別として、どのバインを使っても劇的に変わることはありませんでした(友人の色んなバイン含め)

この道具だから上手くなるのではなくてぶっちゃけファッション性機能性の違いぐらいです!

なので気に入った物を使ってどんどん滑りに行きましょう、技術も勿論必要ですが、基礎体力や運動神経を鍛えるのが一番の上達の近道ではないかと思います。

では、主に使用してきたバインの違いを紹介していきます

※K2のバインは廃盤なので同等クラスの物を掲載してます

使用バインディング

  • RIDE   LX  
  • DRAKE  リロード
  • RIDE   C-2
  • VAXPOT VA-3759

使い心地

LX

 

  • まずRIDELX バインディングから紹介していきます

結論から申し上げますと、必要最低限の機能が大体揃っていますので間違いないです!

このバインは始めたばかりのレンタル時代から脱却するときに道具をそろえる時にセットで買ったので何も気にせずつけていましたが、何年かスノーボードを続けていくうちにスタンス幅角度(アングル)の調整など自分でセッティングをいじりだした時に友人のバインと比べて機能が充実してるなと初めて気づきました(笑)

始めに言ったスタンスや角度の調整はほとんどのバインでも調整可能なのですがハイバックの調整ヒールカップの位置調整などはあったりなかったり、調整できる範囲が少なすぎるなど色々セッティングに拘ると気づく所です、自分も友人のと比べて気づきました

特にヒールカップの位置を伸ばす方は大体あるのですが縮める側もあるのでMサイズを買って少し大きい時などに調整が効くのが良かったです。

付属のビスはワッシャーが分厚いのでショートビス対応の板にも取り付け出来ました

このバインはガスペダル調整機能(つま先の下敷きの長さ調整)が無かったのでそれだけは残念でした…

ベースプレートが鉄で出来ていてクッションパッドなども無く直接プレートにブーツが当たるのでビスなどが雪で錆びたりするのでは⁉っと思ったのですが通気性が良い分特に錆問題は気になりませんでした!

アンクルストラップは特に痛さも無く快適でした、ですが経年劣化で裏のビニール材質がボロボロ剝がれ落ちてきます(5年以上使ってみて笑)

肝心の試乗してのレビューですが・・・

少し硬めでしっかりブーツが板に固定されて安定感があります!

なのでスピードを出して滑る事が多い人にお勧めです、かと言ってグラトリやジブ遊びが出来ないわけでは無いです

バイン自体が薄くクッション性が無い分足裏の感覚が解りやすくグラトリやパウダーランにも適していると思います…が!

正直この足裏感覚は好みが解れるのでハマる人には凄くハマると思いました。

ストラップが滑走中緩くなってくることも無く頑丈でした

重量は少し重めかと思いましたがフレーム自体が薄いので特に重さは気になりませんでした

ベースプレートやヒールカップが金属なので、近年の軽量化されたバインと比べると重いと感じるかも^^;

古いバインですが重さは最近の品のスタンダードクラスと比べてもさほど変わりませんし、このバインだと○○が出来ない、などの制約も無くサイズ調整が効くので男性と女性の間でシェアも出来るので便利でした。

RELOAD

  • 次にDRAKEリロードと言うモデルを紹介します

このモデルは身体の負担を軽減してくれるバインです!

バイン下にクッション材があるので硬いバーンの衝撃を和らげてくれます!

全体をスポンジが敷いてあるのでだいぶ違いがあります、その反面経年劣化でバインがヨレる感覚が大きくなってきた気がします…

反応がルーズになったのかな^^;

次の特徴はゲレンデで滑り、セッティングをちょくちょく変えたい人などにお勧めできます!

それは画像の様にストラップの長さやヒールカップの位置、ハイバックのローテーションなどをするのに一切工具が要らないです!(ベースプレートを固定するのはビスです笑)

手で回して外したり付けたり、カチッとワンタッチでロック、解除出来たりと便利です。

このヒールカップの位置調整めちゃ楽なのですが、0と1の二段階しか無いのと上のロックを押すだけですぐ解除出来てしまうので、長い間滑ると一足の片側だけ位置が自然とズレていたりするので固定が弱いです。

滑っていて違和感を感じて見てみたらそのような現象になっていました…

アンクルストラップは分厚くて締め付け感が弱いです、ガッチリ締め付けて固定したい人には物足りないかも!

ベースプレートはプラスチック製です

ビス穴が横長なのでバインの取り付け位置の微調整が出来ます

バインにカントが付いていて(靴底の角度)板を付けた状態でも力の入れやすい足の角度になり近頃流行っていますね!

力入れやすく上達を助けるとも言われてますが自分的にはジャンプした時のショックを吸収してくれて膝への負担が軽減されるという役割を期待して購入しました。

実際に装着してみると、角度が付いてるから違和感も出るのではと思ったのですが、特に気になりませんでした

肝心の負担の軽減はと言うと、一日ロングランしてしまうとダメですがアイスバーンなど硬めの雪質の場合クッションが効いてるのか、着地時に足がジンジンする事は減りました!

バイン自体も柔らかめなのでオーリーなど弾き系で遊ぶのにもってこいです!

ハイスピードランや大きめのキッカーを飛ぶ際に少し安定感が無いので低速、中速域で滑る人にはメリット多めです

安定性は新品時は特に気にならなかったのですが、だんだんと使っていくうちに衝撃吸収用のスポンジがヨレるので高速時に気になる所です。

足裏感覚がまだ良く解らない人や始めたばかりの方は逆に厚底みたいになるので滑りにくいとも思いました。

ストラップはクッションが柔らかいので足が痛くなることも無かったですが激しく滑っているとアンクル部が少し緩んでくるのが気になりました。

バイン自体の機能もしっかりしていてスノーボードをあまり知らない人だとあまり見かけないブランドなので被らなくていいかも(笑)

付属のビスはショートビスなのでネジロック剤と併用すればほとんどの板に装着できます。

C-2

  • 続いてRIDEC-2を紹介します

このバインは可もなく不可も無くです!

オールラウンダーと言って良いでしょう、そして何よりお財布に優しいお値段です

安価なバインは粗悪なものが多かったりしますがこのC-2はコスパが良い感じでした。

カントなどは入っていないですが最低限の機能は付いています

安価な分、素材が高級品では無いのでパーツが一つ一つ重かったり、チープな気がしました

フレーム自体がだいぶごついので少し重めです。

ですがフリーラン、キッカー、パイプ、ジブ、グラトリなど何をやっても大丈夫だと思います

ストラップ類はゴム製なのでガッチリホールドしてくれます

締め過ぎると痛くなります(笑)

何かに特化していないので良く言えば癖が無いバイン、悪く言えば何もやり易くはならないバインです。

当然、凄く硬くガッチリしたバインなら、カービングやパイプなどに適している分、グラトリや低速での扱いが難しくなりますし

始めたての頃はコレがやりたい!っと決まってないと思うのであえて何も特化していない道具を選択するのもありかなと思います

滑っているうちに○○を極めたいと思い始めると思うのでその時期になったら専用特化の道具を買えばいいと思います、私もそうですが滑るたびにジブがやりたかったりキッカーやりたかったりカービングしたいと思ったり色々やりたくなってしまうのでバインを何買うか迷うときはC-2お勧めです

コストが安いので失敗した感が薄いです(笑)最新のハイエンドモデルと比べると(値段)2つぐらい買えちゃいますので!

付属ビスミドルサイズなのでショートビス用板に付ける場合はシートパッドを取り付けるか、ショートビスを別途で購入です。

ベースプレートはビス穴の位置が固定なので多少ビスが緩んできてもズレることが無いので安心です

一つ面倒なのがベースプレートを外すのに下敷きにビスが付いてるので一つ手間が増えます

VAXPOT

  • 次にVAXPOTVAです

このバインはまじでダメダメでした…

ちょっと期待していたのに

バイン自体がフリーサイズしかなく調整機能ハイバックの調整しかありませんでした(笑)

ストラップの長さはアンクル側だけ、トゥー側はストラップの位置が気持ち変えられます。

ストラップは硬い発泡スチロール製で届いたときには形に癖がついていたのと、ストラップ自体が薄いのに硬くて変形してくれないのでしっかりフィットしませんでした。

ストラップの調整は穴が5つ?空いていてほとんど意味が無い調整でした

ヒールカップの位置も固定で足先のガスペダルも勿論、調整負荷です

なのでバインのサイズが決まっているのでブーツサイズが28~30ぐらいじゃないと上手く収まりません^^;

なので女性などのサイズ域だと固定が不十分になります。

せっかく買ったのですがブーツが上手く収まらなかったので滑走はせずに押入れで眠っています…

何かパーツが移植できないかと試行錯誤しましたがビスぐらいしか併用出来ませんでした。

バイン何でもいいからそろえようとしてる人は注意です!

これはほとんどおもちゃレベルなので滑走目的ではなく、庭トレをする時などにしか使えません(一応板には取り付け出来ます笑)

価格はリフト1日券ぐらいの値段ですが、スノーボードを楽しめるレベルの物ではありませんでした。

まとめ

RIDE LXバイン

バインが薄いので足裏感覚が解りやすい

少し硬めでカービングなどに良いかも

男女どちらのサイズにも対応

鉄素材が多いので頑丈

ガスペダル機能が付いていない

アンクルストラップの素材がボロボロになる

DRAKEバイン

カントが付いていて力が入れやすい

工具が無くてもストラップなど調整できる

クッションが衝撃吸収してくれる(膝にやさしい)

柔らかめなので弾き系の技がしやすい

ストラップが柔らかく締め付け時痛くならない

アンクル側のストラップ少し緩む

経年劣化でスポンジがヨレ走行時安定性が低い

ヒールカップの固定が弱い

RIDE C2バイン

癖が無く扱いやすい

コスパが良い

エントリー時におすすめ

上達しやすい分野は無い

少しバイン重め

バインの脱着時少し手間

ベースプレートのビス穴が固定式

VAXPOTバイン

もの凄く安い

庭トレなど特殊な使い方に適する

雪山で使えるクオリティーでは無い

調整機能がほぼ無い

ビスだけ他のバインと併用できる

女性の方や足のサイズが小さめの人には固定が不十分

さいごに

スキー、スノーボードシーズンが近づいてきたりシーズンインすると使用する道具に目が行くと思います

どの道具が良いのか、失敗しないかは人それぞれ違うので難しいところですよね

まず失敗しない方法ですが、とりあえず上手くなりたいからと高い道具を買うのではなく、自分が憧れている人の使用しているギア(板、バイン等)だったり巷で有名なみんな使っている様な物を買えばまず失敗しないでしょう。

上手くできないと誰でも道具のせいにしてしまいがちですが、同じ道具で同じ動きが出来ないのなら原因が自分自身にあるとすぐに認識できるので良いと思います、修行の身で誰も使ってないようなギアを選んでしまうと比較対象が無く道具のせいにしてしまい、また違うギアを買い替えるのが一番の失敗です!

なのでこだわりがあまりないのならば王道な商品でそろえるのが無難でしょう!

それでは、よいスノーライフを♪

レビュー
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